診療科・部門紹介
看護部
概要
回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟を有する地域密着型病院として急性期病院から紹介を受け、限られた入院期間の中で患者さま・ご家族と共に在宅復帰を目指します。
日常生活24時間がリハビリという意識を持って安全と安心の看護を行い、個々への対応を大切にしていきます。多職種と連携を取り、その人がその人らしく日常生活を過ごすことができるように患者さまの全体像を捉えて看護ケアしていくことが使命だと考えています。
理念
一人ひとりを大切にした看護・介護を実践します
基本方針
- 患者さま家族に寄り添ったリハビリ看護介護の質の向上に努めます。
- 患者さま家族の自己決定をサポートします。
- 多職種の専門性を尊重し、チーム医療を担います。
- 豊かな人間性を育み、共に学び共に成長できるよう努めます。
- 地域の「保険・医療・福祉機関」と連携し、総合的サービスに努めます。
看護提供方式
固定チームナーシングで入院から退院までの期間、受け持ちナースを中心にチームで患者さまを支えていきます。
チーム全員が共通の目標をもって、責任と継続性のある看護を目指し、看護を遂行していきます。
看護部の取り組み
看護師の1日のスケジュール
08:30
患者さまの情報収集・夜勤者からの申し送り・ショートカンファレンス
08:45
環境整備
08:50
リハビリ訓練開始
10:00
体温測定などの看護ケア・入浴介助・退院患者さま対応
10:30
入院患者さまの初期評価(セラピスト)
11:30
食堂準備
12:00
昼食配膳・配薬・食事介助
13:00
リハビリ開始・チームカンファレンス・検査・入浴介助
14:00
リハビリ(多職種)カンファレンス・IC・記録
16:00
入院患者初期評価の共有
17:00
夜勤者への申し送り
17:30
終業/p>
教育
教育目的
看護・介護職員個人の成長を支援し、質の高いリハビリテーション看護が提供できる人材を育成する。/p>
教育目標
1. 患者さま本位の安全で安心のできる質の高いサービスを提供できる専門職者を育成する。
2. セルフマネジメントができる、自律した専門職業人を育成する。
3. 看護・介護の専門性を発揮しチーム医療を推進できる人材を育成する。/p>
病棟・外来紹介
2E病棟
42床の回復期リハビリテーション病棟です。
患者さまを中心とした多職種(医師、看護師、ケアワーカー、セラピスト、メディカルソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士)の担当者がチームとなり、1日2〜3時間のリハビリテーションを365日行っています。
朝は、全職種による合同の申し送りから始まります。夜間帯の転倒・発見レポートをもとに、担当者チームでの情報分析を行い、患者さまのニーズと行動パターンを把握した上で対策の立案、実施を心掛け、再発予防に努めています。
また、日々のADLの回復とQOLの質の向上を目指し、早期に安心して自宅に退院できるよう支援しています。リハビリ以外の時間は、病棟内での自主トレーニングの支援や歩行訓練も積極的に行っています。
そして、リハビリ以外の時間でも患者さま同士の交流や活動性の向上を目的にスタッフによるレクリエーションの提供を行っています。
小学生以下のお子さんを持つママさんナース、育児休暇中のナースもおり、子育てをしながら安心して働ける環境にある病棟です。
患者さまにも、スタッフにも優しい病棟です。/p>
3E病棟
こんにちは、3E病棟です。
私たちは、回復期リハビリテーション病棟スタッフとして、医師、看護師、介護福祉士、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーが患者さまの機能回復に向けてチーム一丸で取り組んでいます。
働いているスタッフは20代〜50代と幅広く、元気でパワフル!でも落ち着きも兼ね備えた病棟です。
特に、私たちが最も力を入れている所は、レクリエーションです。患者さまの趣味や嗜好に合わせたレクリエーションをチームで検討し、集団・個別的に提供しています。「リハビリ以外の時間を有意義に過ごせる」と患者さまからご意見をいただき、レクリエーションを導入する前と比べ、患者さまの笑顔や患者さまとスタッフの交流が増えたと感じています。
患者さまの日常生活動作の向上を目指しながら、患者さまに有意義に入院生活を送っていただけることを一番大事にしています。患者さまとのコミュニケーションを大切にしたい方、レクリエーションに自信のある方、大歓迎です。スタッフ一同、心よりお待ちしています。/p>
3W病棟
3W病棟は、「患者さまのやる気がでる病棟にする」をスローガンに各専門職がチームとなり、患者さまの「家に帰りたい」を支援しています。
リハビリで行った訓練が日常生活につながるよう日頃からステーションのみならず、患者さまのベットサイドでも、多職種で患者さまのことを自由に意見交換しています。
日頃から良好なコミュニケーションを取ることができ、コロナ禍では、多職種で力を合わせ乗り越えることができ、より信頼関係が構築でき「チーム力がパワーアップ」した病棟となりました。
さらにケアメソッドに力を入れ、これまで以上に患者さま、家族、働く職員(仲間)に「やさしさ」を提供できる病棟を目指しています。新卒の職員も増え、ますます活気ある病棟になっています。/p>
外来
診療科は内科・外科・整形外科・リハビリテーション科です。
リハビリテーション科では摂食・嚥下外来やボツリヌス療法も行っています。また、特定健診や生活習慣病予防健診、栄養士による食事指導なども行っています。
また、病棟との連携システムとして、患者さまが退院後当院外来に通院する際は、退院前に外来看護師が、チームミーティングに参加し、患者さまの把握を行い、継続看護の構築をしています。
他部門との連携を図り、患者さまが心地よく受診できる環境を提供できるよう努めています。/p>