診療科・部門紹介
画像診断部
概要
診療放射線技師が在籍し、医師・看護師と連携をとりながら画像情報の提供を行っています。
リハビリテーションのために入院してきた患者さまの入院時の状態確認、その後の経過観察、また病態に変化があった時の状態確認など、入院患者さまの撮影が主な業務となります。嚥下造影(VF)検査にて食事の際の飲込み評価はリハビリテーション病院において我々が関わる特徴的な検査となります。
外来としては内科診療、整形外科診療に伴う撮影、及び健診における胸部撮影・胃透視撮影を行っています。また、他院からのCT検査依頼にも対応し地域医療に貢献しています。
当院も開院以来フルデジタル環境が整備され、院内画像ネットワークを用いて迅速な画像情報の提供が可能となっています。
画像診断部の基本方針
- 患者さまが、より良いリハビリテーションが行える様、的確な画像情報提供の提供を行なう。
- 患者さまとのコミュニケーションを心がけ撮影室内の動線を確保し、事故の無いスムーズな検査を行なう。
業務内容
デジタルX線テレビ装置のご案内
デジタルX線テレビ装置で消化管の精密検査が受けられます。
当院では、健診業務拡大に伴い東芝製の最新式デジタルX線テレビ装置を導入しました。この装置は低被ばくが実現され、安全面に配慮されています。日本人の病気による死因のトップは「がん」です。その中の1位は呼吸器系のがん「肺がん」ですが、未だ2位は「胃がん」です。しかし日本の胃がんの診断治療技術は世界一です、早期発見できれば100%助かる可能性が高いのです。症状が出てからでは遅い事もあるため定期的な胃がん検診を受け早期発見する事が大切です。当院でも、従来より導入している内視鏡検査(経鼻・経口)に加え、胃透視検査も行えるようになりましたのでぜひお問い合わせください。
上部消化管造影検査(デジタルX 線テレビ装置)
食道、胃の状態を造影という手法で観察し、潰瘍・ポリープ・がんなどの病変の有無を見るための検査です。
嚥下造影検査(デジタルX 線テレビ装置)
嚥下外来を受診していただいた後、嚥下障害の方や、疑いの方にバリウムを混ぜた嚥下食を食べていただき、その様子を観察する検査です。
CT撮影装置(Computed Tomography)
頭部CTや、胸部、腹部などのCT写真を撮影しています。
一般撮影装置(レントゲン)
健康診断での胸部レントゲン写真、整形外科からの骨のレントゲン写真、入院患者さまの経過観察のためのレントゲン写真を撮影しています。