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~嚥下造影検査(VF)について~
2025年8月1日
こんにちは。今月は画像診断部から嚥下造影検査(以下VFと省略)についてご紹介させていただきます。
最近、飲んだり食べたりした時に“むせてしまう”事は無いでしょうか?これは、嚥下機能の低下による誤嚥の兆候です。
原因の上位は脳溢血(脳梗塞・脳出血)ですが、加齢によってもリスクが高まります。
加齢により嚥下機能が低下すると飲食した物が食道へ入らずに気管に入ってしまうと“むせてしまいます。”
また、うまく流れず喉の奥などに溜まってしまうと、溜まったものが溢れて気管に流れ込んでしまう事が有り誤嚥性肺炎の原因となります。
VFはこの嚥下機能を把握する検査です。胃の検査で使用するバリウムを混ぜた水分から始まり、トロミの有る物、トロミの無い物、ゼリーやお粥等と段階的に食形態を飲込みやすい物から咀嚼が必要な物に進めながら飲込みの状態をX線透視にて観察する検査です。
食べている時の椅子の角度を調整しスムーズに食べ物を飲み込めるかも観察します。
検査中は誤嚥してしまった場合でもすぐに吸引ができる体制を整えながら細心の注意をはかって検査を行っています。
少しでも気になされた場合にはお気軽に一度当院へ足をお運び下さい。
最近、飲んだり食べたりした時に“むせてしまう”事は無いでしょうか?これは、嚥下機能の低下による誤嚥の兆候です。
原因の上位は脳溢血(脳梗塞・脳出血)ですが、加齢によってもリスクが高まります。
加齢により嚥下機能が低下すると飲食した物が食道へ入らずに気管に入ってしまうと“むせてしまいます。”
また、うまく流れず喉の奥などに溜まってしまうと、溜まったものが溢れて気管に流れ込んでしまう事が有り誤嚥性肺炎の原因となります。
VFはこの嚥下機能を把握する検査です。胃の検査で使用するバリウムを混ぜた水分から始まり、トロミの有る物、トロミの無い物、ゼリーやお粥等と段階的に食形態を飲込みやすい物から咀嚼が必要な物に進めながら飲込みの状態をX線透視にて観察する検査です。
食べている時の椅子の角度を調整しスムーズに食べ物を飲み込めるかも観察します。
検査中は誤嚥してしまった場合でもすぐに吸引ができる体制を整えながら細心の注意をはかって検査を行っています。
少しでも気になされた場合にはお気軽に一度当院へ足をお運び下さい。
執筆 2025年8月1日 新横浜リハビリテーション病院 画像診断部 銭元 秀明