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新年度を迎えるにあたって

2026年5月1日
 Going concern(継続企業の前提)という言葉はご存知でしょうか。
 Going concernとは企業等が将来にわたって存続するという前提のことです。
 この概念は病院で医療に従事する我々セラピストの仕事にも関係があると考えます。
 そのまま当てはめ、経営という意味でなく考えるのではなく、伝えていくという意味で関係してくると考えます。
 我々が日々行っている臨床業務は、当院開設当初から勤務してきた先輩方が今まで積み重ねてきた、無数の工夫や思いがあると思います。
 例えばセラピストとして必要な知識、身体評価の視点、患者さんへの声掛けやチームとしてどう関わっていくか。
 マニュアルには記載はありませんが、目の前の成果だけでなく、患者さんを良くしたいという思いは確かに引き継がれてきていると思います。
 我が身に振り返った際に自身も先輩からその思いは確かに引き継がれており、日々臨床に臨んでいます。
 そして、私が先輩から指導され自身のものとしてきた、患者さんへの向き合い方や仕事に向き合う姿勢、考え方もきっと後輩に引き継がれていると思っています。
 病院に努めるセラピストとしてのGoing concernとは、病院自体が継続的に続いていくことだけでなく、その思いも続いていき、引き継がれていくことと考えます。
 もうすぐ今年度も終わりで、4月には新入職の方々が入職してきます。いままで引き継がれてきた物を変わらず紡いでいけるように日々業務に臨んで行ければと思います。
執筆 2026年5月1日 新横浜リハビリテーション病院 リハビリテーション部 松田 裕太郎