病院紹介

地域包括ケア病棟

概要

一定の治療が終了した患者さまの受け皿として、また、在宅医療を受けている方、介護施設等で療養されている方が急に具合が悪くなった場合の受け皿として、在宅・生活復帰支援を担う病棟です。

在宅復帰をスムーズに行うため、「在宅復帰支援計画書」に基づいて、主治医、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者等が協力して患者さまの在宅復帰を支援するなど、在宅復帰に重点を置いた病棟です。

「新横リハ」の地域包括ケア病棟とは

2007年の開設より、地域の皆様へリハビリテーションを提供させていただいおります。積み重ねてきた確かなリハビリテーションを地域包括ケア病棟入院中の患者さまにもしっかり提供させていただくことで、より良い状態で在宅の生活に戻っていただきます。

地域包括ケアとは

「医療や介護が必要な状態になっても、可能な限り『住み慣れた地域で患者さまに応じた』『自立した生活』を続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される」という考え方です。

連携イメージ

当院と地域の医師や歯科医師、医療機関同士が協働して在宅医療を支援させていただくものであり、在宅療養を担当されている医師からの求めに応じ、あらかじめ登録されている患者さま(緊急時に当院での入院を希望されている患者さま)の入院をいつでも当院でお受けする病棟です。(登録していない患者さまもご相談により可能です)

地域包括ケア病棟の受け入れ体制

●急性期病院からの転院

治療が一段落し、症状や病状が安定した方が安心して地域の暮らしに戻れるよう、在宅復帰支援やリハビリを行います。

●自宅や施設からの入院

急性期・専門医療機関での対応までは必要がない、自宅や施設で療養されている方が今後も継続して地域で生活していくために、リハビリを行います。
介護されているご家族さまの休息時間の確保・負担軽減のための入院にも対応しております。

入院の対象となる方

対象者

  • 1)基本的に急性期治療終了後、または高度先端医療を必要としない安定した状態の患者さま。
  • 2)医学的な管理や看護、介護が必要な方。
  • 3)当院在宅医療支援登録者さま。(登録者さま以外の方もご相談いただけます)
  • 4)当院での入院歴があり、在宅医療中の方。
  • 5)在宅療養中で、救急病院に行くほどではないが具合のすぐれない方。
  • 6)食欲が低下している、または飲み込みの機能が低下している方。
  • 7)下肢装具作成希望、または作成後リハビリ希望の方。

入院までの流れ

在宅療養支援に登録済みの方は入院判定会議を省略し、在宅療養中の緊急時でもスムーズに入院することができます。

登録・依頼

患者さまの登録方法

連携する開業医の先生からの依頼は、地域連携室が窓口となります。

ご登録いただいた患者さまの診療依頼

ご登録済みの患者さまの入院依頼は、下記までご連絡ください。

お問い合わせ

総合相談センター 045-474-5566(直通) 平日: 9:00~17:00
土曜日:9:00~12:00
(日曜・祝日休)