外来のご案内
画像診断検査について
当院の画像診断部はすべてデジタル化され、一般撮影検査・CT撮影検査・X線テレビ検査で撮影された画像を速やかに電子カルテで見る事ができます。患者さまの待ち時間短縮やフィルム出力が無いので、人や環境に優しい設備になっています。
デジタルX線テレビ装置のご案内
デジタルX線テレビ装置で消化管の精密検査が受けられます。
当院では、健診業務拡大に伴い東芝製の最新式デジタルX線テレビ装置を導入しました。この装置は低被ばくが実現され、安全面に配慮されています。日本人の病気による死因のトップは「がん」です。その中の1位は呼吸器系のがん「肺がん」ですが、今だ2位は「胃がん」です。しかし日本の胃がんの診断治療技術は世界一です、早期発見できれば100%助かる可能性が高いのです。症状が出てからでは遅い事もあります定期的な胃がん健診を受け早期発見する事が大切です。当院でも、従来より導入している内視鏡検査(経鼻・経口)に加え、胃透視検査も行えるようになりましたのでぜひお問い合わせください。
上部消化管造影検査(デジタルX線テレビ装置)
検査内容 | 食道、胃の状態を造影という手法で観察し、潰瘍・ポリープ・がんなどの病変の有無を見るための検査です。 |
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検査当日 |
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- バリウムによる偶発症
誤嚥が最も多く0.01%との報告があります。特にご高齢者(65歳以上の方)では注意が必要です。極めて少数ですが発疹等の過敏症、腸管穿孔、腹膜炎が報告されています。検査後の水分摂取が少ないとバリウムイレウス(腸閉塞)のリスクが高まる恐れがあります。 - 鎮痙剤による偶発症
発生率は不明です。重大な副作用にはショックがあります。また薬の作用として、眼調節障害、排尿障害、動悸、また薬によっては低血糖症状がみられます。 - 被曝について
診断用X線検査で使用する低線量の被曝では、一般的に「発がん」が問題とされませんが、現在のところ「発がん」には確証はなく、発がんリスクは胃がん死亡率の低下という便益に比して比較の対象とならないほどと考えられます。とは言え、可能な限り被曝線量を低減する必要あることは当然ですので、当院では最新式の機器を導入し、保守管理や撮影法を絶えず見直し、安心して受けていただけるようにしています。
注意(禁忌)
- 妊娠されている方やその可能性のある方は検査できません。必ず検査前にお申し出ください。
- 検査開始から終了まで係の者が誘導いたしますので、ご安心ください。
- お薬、その他のアレルギーのある方はお申し出ください。
- 化粧、マニキュアはつけないでください。
<健康診断の方へ>
胃・十二指腸の切除手術を受けたことのある方は、胃レントゲン検査では十分な所見が得られないことが多いため、内視鏡検査(胃カメラ)をお勧めしています。
嚥下造影検査(デジタルX線テレビ装置)
嚥下外来を受診していただいた後、嚥下障害の方や、疑いの方にバリウムを混ぜた嚥下食を食べていただき、その様子を観察する検査です。嚥下障害は、誤嚥性肺炎の原因となります。
くわしくは、「摂食・嚥下外来」ページ をご覧下さい。
その他(デジタルX線テレビ装置)瘻孔造影・腸追跡・PEG交換等
下記「画像診断部 担当係」にお問い合わせください。
CT撮影装置(Computed Tomography)
頭部CTや、胸部、腹部などのCT写真を撮影しています。
当院では、4列マルチスライスCTを導入しており、一般のシングルスライスCTに比べ広い範囲を短時間で断層写真を撮影することができます。断層写真(輪切り)ですので、通常のX線写真で体内臓器に重なった病変も発見することができます。
造影剤を使用することにより、正常組織と病変部の違いを明瞭にたり、血管の状態を詳細に観察することができます。
-近隣の医療機関様からのCT依頼検査を承っております-
当院では、ご依頼された検査すべてに放射線科専門医(菊名記念病院)による画像診断報告書を作成しております。医師の皆様方の診療や治療にお役立てください。少ない待ち時間で紹介検査を受けていただけるよう事前に予約を承っております。また、
当日の検査にも対応していますので、ご利用くださいますようご案内申し上げます。
一般撮影装置(レントゲン)
健康診断での胸部レントゲン写真、整形外科からの骨のレントゲン写真、入院患者さまの経過観察のためのレントゲン写真を撮影しています。
画像診断に関するお問い合わせ
画像診断部担当係 | 045-474-5511(代表) |
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