令和5年9月1日、兼ねてより院内全体で準備を進めてきた新病棟が遂にオープンしました。

新病棟は回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟といった異なる役割を持った3種類の病棟機能です。
回復期リハビリテーション病棟は言わずもがなですが、地域包括ケア病棟と緩和ケア病棟については未知の領域です。

地域包括ケア病棟は原則60日間という期間で患者様を在宅復帰させる必要もあり、これまでの回復期リハビリテーション病棟とはまた違った難しさもある中で、ご自宅や他の医療機関からの緊急的な受入れを行う必要性もある病棟となります。

緩和ケア病棟は主にがんの患者様に対し苦しみを和らげることに特化した病棟です。「からだ」や「こころ」どちらにも苦しみを抱える方の為の緩和ケアでありますが、患者様だけでなくそのご家族様へのフォローというのも使命の一つです。

オープン初月でもあり9月は各病棟だけではなく院内どこもかしこもバタバタとしていました。
事務においてもこれまでは月々の入院患者数が平均約50件だった事に対し、9月は新入院82件というこれまでにない入院件数を記録しました。

新たな流れに対応する為に事務も日々運用を見直しつつ、他部署との協力がこれまで以上に重要となります。

日々起きた出来事は皆で共有し業務改善を行いつつ、患者様だけではなく働く職員皆が働きやすいと思える環境に変えていく為事務も尽力致します。