2023年4月定期リハビリテーション科 2025年問題と当院の認知症予防に向けた取り組み：ブログコラム：新横浜リハビリテーション病院

新横浜リハビリ
テーション病院

〒221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4

TEL 045-474-5511
FAX 045-474-5556

院長
久代　裕史

入院病棟
回復期リハビリ病棟(126床)
（うち、個室54床）
   脳血管疾患等リハビリ
   運動器リハビリ
   呼吸器リハビリ

   【入院相談直通】
   045-474-5566

   【入院面会時間】
   10時～21時(毎日)

外来診療
内科外科整形外科リハビリテーション科 (専門外来)摂食嚥下ボツリヌス療法

    【外来診療予約直通】
   045-474-5500

   【外来診察時間】
   9時～12時 (月～土曜)

新横浜
健診センター   045-474-5211
   事業所様向け巡回健診
   (協会けんぽ指定医療機関)

通所
リハビリテーション   045-474-5203
   (神奈川区・港北区の一部は
   送迎可能)

JR新横浜駅から
無料送迎バスで15分
【運行時間】
6時50分～19時15分
(土曜13:20最終・日祝運休)

より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、
ブログ／コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。
月１回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。

2023年3月定期掲載 　 2025年問題と当院の認知症予防に向けた取り組み

皆様は2025年問題というものをご存じでしょうか。
「2025年問題」とは2025年以降、団塊の世代と呼ばれる世代の方達が75歳以上の後期高齢者となり、日本が超高齢化社会となることを指します。

この世代の人口は約8000万人程度と言われており、厚労省によるとこの方々が75歳以上となると、後期高齢者の人口が約2200万人まで増加すると試算されています。
(現在は1500万人程度)
その中でも、認知症の方が約700万人になるといわれており、医療や介護を必要とする方が大きく増えることが予測されます。

当院では、認知症の発症・進行の予防の一環として余暇時間での脳トレやアクティビティを推奨しています。
脳トレでは簡単な計算問題や間違い探し、迷路や点繋ぎといった手軽に取り組める
プリント課題を、アクティビティでは塗り絵や歌唱、囲碁やオセロなど患者様の好みや特性に合わせた作業活動を提供しています。

アクティビティで使う塗り絵(クリックすると大きくなります)

このような活動は記憶力や学習能力に影響を与えると役割をもつ前頭葉を刺激し活性化する効果があるといわれています。
最近では書籍の他にもスマートフォンアプリやインターネットでも簡単に検索出来て、無料で入手することも可能となっています。
手軽に始められるようになっているので、興味がある方は如何でしょうか。

執筆 2023年3月20日新横浜リハビリテーション病院リハビリテーション科竹内　智裕