今年も昨年同様、9月5日に参加企業、病院等が指定の時刻に大規模災害が発生したと想定して訓練を行う、一斉防災行動訓練(かながわシェイクアウト)に参加をしました。
当院でも防災の意識から様々な訓練を行うことはありますが、他の訓練とこの訓練の一番の違いは、その時間、その場所にいる全ての方が参加するという点です。
その為、周知を神奈川県のHPからだけでなく、院内でも職員及び、患者様、ご家族様へ出来る限り知って頂きしっかり訓練はしつつも、最小限で混乱を抑えられるよう、力を入れる必要がありました。
そこで前回同様に患者様へ掲示を定期的に変えたり、お手紙を送ったり、職員へは当日の訓練があることを回覧文にして送るなどをしながら周知を図りました。
そして当日を迎え、緊張の中、訓練が開始されました。
訓練終了後、各部署のアンケートや写真を見てみたところ、課題はあるものの、無事今年も終える事ができ、ひとまず安心しました。
昨年職員は経験している事から、職員本人及び、患者様が近くにいる場合の対応も昨年よりも頭の守り方や、声の掛け方等、より具体的に対応出来ていて、前回からの成長も見る事が出来ました。
昨年に続き2回目の参加となりましたが、今年感じた成長がいつか本当に大規模災害が発生した際の一助になればと思い、今後も災害対策に力を入れていきたいと思います。