2016年12月定期　楽しみながら行えるﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝを。：ブログコラム：新横浜リハビリテーション病院

新横浜リハビリ
テーション病院

〒221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4

TEL 045-474-5511
FAX 045-474-5556

院長
久代　裕史

入院病棟
回復期リハビリ病棟(126床)
（うち、個室54床）
   脳血管疾患等リハビリ
   運動器リハビリ
   呼吸器リハビリ

   【入院相談直通】
   045-474-5566

   【入院面会時間】
   10時～21時(毎日)

外来診療
内科外科整形外科リハビリテーション科(専門外来)摂食嚥下ボツリヌス療法

   【外来診療予約直通】
   045-474-5500

   【外来診察時間】
   9時～12時(月～土曜)

新横浜
健診センター   045-474-5211
   事業所様向け巡回健診
   (協会けんぽ指定医療機関)

通所
リハビリテーション   045-474-5203
   (神奈川区・港北区の一部は
   送迎可能)

JR新横浜駅から
無料送迎バスで15分
【運行時間】
6時50分～19時15分
(土曜13:20最終・日祝運休)

より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、
ブログ／コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。
月１回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。

2016年12月定期掲載 　 楽しみながら行えるﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝを。

　回復期のリハビリテーションでは、ご病気やお怪我で動かしにくくなった手足を動かす練習や身の回りの動作（着替えやトイレ・入浴など）が少しでもお手伝いなく行えるように練習を行っています。
「練習」と一言で言っても、実際の動作を行いながらの練習や物を掴む練習など様々な方法で行っています。

　その中でわたしたち作業療法士が用いる練習の1つに「アクティビティ」と言われるものがあります。
「アクティビティ」とは一般的には「活動・活気・体を使っての遊び」と定義されています。
わたしたちが練習の中で使用するアクティビティには折り紙や貼り絵、編み物などみなさんに馴染みのあるものから、革細工や籐細工などあまり馴染みのないものもあります。

アクティビティをリハビリテーションの中に取り入れる理由の１つに楽しみながら行えるということがあります。
最初は「できるかしら？」と心配そうにしていた患者様が、作品を作っていくうちに「今日はここまで出来たわね。」と楽しそうに行っている姿を見ると、わたしたちリハビリスタッフも嬉しくなります。

　また、患者様の中にはご家族やご友人へのプレゼントに作られる方もいらっしゃいます。
誰かへのプレゼントってあげる方のことを考え、あげた時のその方の笑顔などを想像するなど、楽しいと思いませんか？
そんな楽しみや出来上がった時の達成感を感じられるのもアクティビティの利点の１つだと考えています。

入院生活が長くなってくると、ストレスとなってくることもあると思います。そんなときに少しでも楽しみながら行えるリハビリテーションを提供できたらと思っています。

執筆 2016年11月17日新横浜リハビリテーション病院リハビリテーション科福田　智子