| 新横浜リハビリ テーション病院
〒221-0864 神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4 TEL 045-474-5511 FAX 045-474-5556
院 長 久代 裕史
入院病棟 回復期リハビリ病棟(126床) (うち、個室54床) 脳血管疾患等リハビリ 運動器リハビリ 呼吸器リハビリ
【入院相談直通】 045-474-5566
【入院面会時間】 10時~21時(毎日)
外来診療 内科 外科 整形外科 リハビリテーション科(専門外来)摂食嚥下 ボツリヌス療法
【外来診療予約直通】 045-474-5500
【外来診察時間】 9時~12時(月~土曜)
新横浜 健診センター 045-474-5211 事業所様向け巡回健診 (協会けんぽ指定医療機関)
通所 リハビリテーション 045-474-5203 (神奈川区・港北区の一部は 送迎可能)
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| | JR新横浜駅から 無料送迎バスで15分 【運行時間】 6時50分~19時15分 (土曜13:20最終・日祝運休)
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| より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、 ブログ/コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。 月1回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。 |
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2016年8月定期掲載
回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ
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私は、回復期リハビリテーション病棟に勤務して9年目の理学療法士です。
回復期リハビリテーションでは、リハビリを行っていく中で、患者様の様々な変化を一緒に感じ、喜びや悩みを共有できるところに魅力を感じています。
「回復期リハビリテーション」とはその名の通り、回復段階の時期であり、日本の制度上、最も多くリハビリ時間を提供できる環境にあります。
昨年半年間の出向で経験した訪問リハビリでは、「回復期リハビリテーション」が患者様の退院後の生活に大きく影響することを肌で感じ、日々、研鑚に努めなければならないと改めて強く感じました。
当院に入院される患者様の多くは脳血管障害の方です。
脳血管障害は、手足の運動麻痺をはじめ、筋肉の異常や感覚障害、意識障害、高次脳機能障害など多くの症状をもたらします。
半身が健康な時とは違う状態で、起き上がる・座る・立つ・歩くなどの日常生活の動作を再度学び、体に覚えさせることが必要になります。
人間がこの世に誕生し、成人と同じバランス能力(動作能力)を身につけるには約11年かかると言われています。
11年かかって手にしたあらゆる動作能力をこの限られた時間の中で再び学び、獲得しなければならない・・・これを考えると単純に時間が足らないように思います。
ではどうしていくべきなのか。
ここで大切になってくるのが、「入院生活をいかに過ごすか」です。
当院では、脳血管障害の患者様には3時間のリハビリを提供しています。
リハビリによって機能回復、動作能力向上を図ることは非常に重要です。先にも述べたように「質」が求められます。
リハビリで動作能力を高めたら、医師、リハビリスタッフ、病棟スタッフ(看護師など)が情報共有し病棟生活で獲得した動作を行う機会を多く作ることが重要だと考えています。
例えば、食事の時は歩いて食堂に行く、立ったまま歯を磨く、トイレでは麻痺した手も使ってズボンの上げ下ろしを行うなどです。「リハビリ」と「病棟生活におけるリハビリ(活動)」がチームアプローチの一つの形なのではないかと思います。
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執筆 2016年7月11日
新横浜リハビリテーション病院
リハビリテーション科
江田 博明
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2022年6月(定期)
健診部
2023年7月(定期)
薬剤部
2023年8月(定期)
リハ科
つづく…
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