2016年3月(定期)本当に「やりたいこと」「してみたいこと」「できるようになってほしいこと」の実現を目指して：ブログコラム：新横浜リハビリテーション病院

新横浜リハビリ
テーション病院

〒221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4

TEL 045-474-5511
FAX 045-474-5556

院長
久代　裕史

入院病棟
回復期リハビリ病棟(126床)
（うち、個室54床）
   脳血管疾患等リハビリ
   運動器リハビリ
   呼吸器リハビリ

   【入院相談直通】
   045-474-5566

   【入院面会時間】
   10時～21時(毎日)

外来診療
内科外科整形外科リハビリテーション科(専門外来)摂食嚥下ボツリヌス療法

   【外来診療予約直通】
   045-474-5500

   【外来診察時間】
   9時～12時(月～土曜)

新横浜
健診センター   045-474-5211
   事業所様向け巡回健診
   (協会けんぽ指定医療機関)

通所
リハビリテーション   045-474-5203
   (神奈川区・港北区の一部は
   送迎可能)

JR新横浜駅から
無料送迎バスで15分
【運行時間】
6時50分～19時15分
(土曜13:20最終・日祝運休)

より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、
ブログ／コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。
月１回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。

2016年4月定期掲載 　 本当に「やりたいこと」「してみたいこと」「できるようになってほしいこと」の実現を目指して

　回復期リハビリテーションを担う病院の重要な役割の一つとして、身体機能の向上（麻痺した手足・怪我した手足をより動かしやすくする）、整容・更衣・排泄・入浴・歩行など日常生活動作の介助量を減らすことが挙げられます。
継続したリハビリにより、「動かなかった手足が動くようになる」、「今まで介助が必要な動作が一人で出来るようになる」ことは、患者様やご家族様は勿論、リハビリを担当させて頂くスタッフにとっても嬉しく素晴らしいことだと思います。
ですが、それと同時に「日常生活動作を全て一人で出来るようになる」ことだけが、リハビリの最終目標なのか？患者様・ご家族様の希望なのか？とも私は思います。

　このコラム・ブログを閲覧されている皆さんも日々の生活の中で、仕事・趣味・家族サービス・地域コミュニティへの参加など、自宅内での生活だけでなく様々な作業活動を行なっていると思います。
それは患者様・ご家族様も一緒で、「また働きたい」、「趣味の釣りをやりたいね」、「また楽器の演奏ができたらいいな」、「家族の為に料理を作りたいです」、「孫の世話をしたいね」、「家族旅行に行きたいですね」、「孫の結婚式に参加させたい（したい）です」など、お話しを伺ってみると様々な希望・ニーズが聞かれます。
身体機能の向上や日常生活動作の介助量を減らすだけなく、このような「本当にしたい行為（患者様・ご家族様にとって意味のある行為）」にも視野を広げて支援していくことが大切だと私は思います。

　昨日まで当たり前のように出来ていたことが、病気や怪我により突然出来なくなることは、誰にとっても辛く悲しいことです。患者様・ご家族様の本当に「やりたいこと」「してみたいこと」「できるようになってほしいこと」の実現を目指して、患者様・ご家族様と一緒に考えながら、支援していきたいと思います。

可能性は無限大！