2012年10月不定期掲載
「職員の健康管理について」
~患者様の健康を守るのは医療従事者、職員の健康を守るのは誰?~
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総務課業務の重要な業務である人事労務管理、その中でも職場の労働環境の改善や、従業者の健康管理を行う安全・衛生管理。 今回は当院における職員の健康管理についてご紹介します。
国が定める労働安全衛生法及び労働安全衛生規則により、事業所は従業者に対して下記の通り健康診断を実施しなければなりません。
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1)
雇入時の健康診断:
・・・雇入時
2)
定期健康診断:
・・・1年以内に1回
3)
特定業務従事者(深夜業やエックス線
業務に従事する職員対象)の健康診断:
・・・6か月以内に1回
4)
海外派遣労働者の健康診断
5)
給食従事者の検便
6)
自発的健康診断
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◆ルクセルバッジ
エックス線業務に従事する職員の健康を守るため、法令に基づく線量限度を超えていないか月に1度確認しています
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*当院においては①雇入時、②定期、③特定業務従事者、⑤給食従事者への健康診断が対象となります。
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◆レントゲン車
皆さんよく見かける移動式レントゲン車。胸部レントゲンの撮影が可能で、病気の早期発見に活躍しています。
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当院においては患者様の健康を守る職員がまず健康であることという考えから、全ての職員に対して年に2回の定期健康診断を実施しています。
さらに健康診断実施後も有所見者に対しては診断結果の基準を基に総務課より対象者へ再診を促し、職員の健康管理に努めています。
職員の健康を守ることは我々総務課の重要な使命です。
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しかし、医療現場の業務は重労働であり、労働環境の改善や残務時間の軽減等、検討・改善すべき点もまだまだあります。
全ての職員が健康で明るく勤務できる職場環境を作ること、それが患者様へのサービスの向上につながり顧客満足(CS)、職員満足(ES)へ繋がると信じてこれからもより一層職員の人事労務管理に力を入れていきます。
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執筆 2012年9月18日
新横浜リハビリテーション病院
事務部
渡邉 茂樹
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