2011年10月定期掲載
「健康教室を通じての地域医療」
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当院のブログコラムをごらんいただきありがとうございます。今回は地域医療についてのお話です。
みなさんは当院の院長の挨拶のページを見ていただいたことがありますか?そこでは当院の基本理念や基本方針の中に、地域の方々への地域医療・貢献を掲げています。
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当院は回復期リハビリの専門病院で、横浜市内を問わず、いろんな地域の方の入院相談を日々いただいています。残念ながら全ての入院相談に対応できるわけではなく、入院ができる方は健康保険のルールに沿って対象となる病気が決められていたり、入院するまでの期間やその後の入院期間が決められています。ですから、外来に受診された患者さんが病気で入院の必要があっても対応が出来ないことがあるのです。
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そこで『予防する』ということを健康教室というかたちにして地域医療を提供することとしています。
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まず、年に1度行う『看護フェスティバル』では近くのスーパーの敷地の一角をお借りして、血圧測定や健康相談をおこなっています。血管年齢測定や骨密度測定など日ごろ簡単にできない検査の機械を準備しているんですよ。
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そのほか、横浜市菅田地域ケアプラザと共同で年に3回、地元の集会所などを訪問し地域の方へ健康教室を行っています。AEDの使い方や、飲み込みの仕組み(嚥下)について、腰痛体操教室など行ってきました。講義だけでなく実際に皆さんに行っていただいてます。真剣に話を聞いてくださり、分からないことがあれば積極的に質問をいただくなど、スタッフとの話も活気があふれています。
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地域の方々だけでなく、病院を訪れる外来患者さんや入院中のご家族へ向けて病院内で行う健康教室を実施しております。聞いてみたいと思った方はお気軽にご参加ください。事前の申し込みは不要な教室です。また、皆さんから「こんな話が聞きたい」などのご意見も、お待ちしております。
これからも、地域医療に貢献できるよう、頑張っていきますので、よろしくお願いします。
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執筆 2011年9月27日
新横浜リハビリテーション病院
総合相談センター
角 裕徳
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