2021年9月定期２Ｅ病棟創作レクリエーション　～コロナ禍でもできることを～：ブログコラム：新横浜リハビリテーション病院

新横浜リハビリ
テーション病院

〒221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4

TEL 045-474-5511
FAX 045-474-5556

院長
久代　裕史

入院病棟
回復期リハビリ病棟(126床)
（うち、個室54床）
   脳血管疾患等リハビリ
   運動器リハビリ
   呼吸器リハビリ

   【入院相談直通】
   045-474-5566

   【入院面会時間】
   10時～21時(毎日)

外来診療
内科外科整形外科リハビリテーション科 (専門外来)摂食嚥下ボツリヌス療法

    【外来診療予約直通】
   045-474-5500

   【外来診察時間】
   9時～12時 (月～土曜)

新横浜
健診センター   045-474-5211
   事業所様向け巡回健診
   (協会けんぽ指定医療機関)

通所
リハビリテーション   045-474-5203
   (神奈川区・港北区の一部は
   送迎可能)

JR新横浜駅から
無料送迎バスで15分
【運行時間】
6時50分～19時15分
(土曜13:20最終・日祝運休)

より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、
ブログ／コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。
月１回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。

2021年9月定期掲載 　 2E病棟創作レクリエーション～コロナ禍でもできることを～

　2E病棟では、２０１９年度より余暇活動の充実を図ってきました。２０１９年度には東京オリンピックにちなんで、「リハリンピック」と称し、月1回レクリエーションを行ってきました。
しかし、今も猛威を奮っている新型コロナウイルスの影響で、多くの患者様を集めての集団レクリエーションが事実上、不可能となってしまいました。
そんな状況のなかで、少しでも患者様が参加できるものをと考え、創作レクリエーションの充実を図りました。

　過去の創作レクの題材は主に季節のものが多かったので、今回はコロナに打ち勝てるようにと願いを込め、疫病を退散するといわれている妖怪「アマビエ」をモチーフに壁かけを作成することにしました。

　作業をするにあたり、コロナウイルスの感染対策が焦点となりました。
当院はリハビリ病院の特性上、片麻痺の方や、ご高齢で指先に力が入りづらいなど補助が必要な患者様が少なくありません。
糊などを手渡したり、貼る色紙を押さえておくなど、どうしても接触する機会が多くなるため、作業前には、スタッフもとより患者様にも協力していただき、マスクはもちろん手指消毒を徹底しました。
また、コロナ禍になる前は通りかかった患者様に声をかけ、大人数でワイワイと作業してきましたが、極力人数を限定し密を作らないよう配慮しながらの作業となりました。少ない人数、短い時間での作業のため、完成までに時間を要しましたが、何とか完成することができました。

完成したアマビエの壁掛け

　作業中に「アマビエ」を知らない患者様から「アマビエって何？」と聞かれることが多かったので、完成品の横に「アマビエ」についての解釈文を添えて展示しました。
「よく作ってあるね」「アマビエって初めて知ったよ」などの会話が聞こえるたびに、スタッフや患者様同士の会話のきっかけになれたかと思います。

コロナ禍以前のようなレクリエーションを通してのコミュニケーションが、どれほど尊い時間だったか今更ながら痛感しています。
今できることを創意工夫し、患者様へ楽しい時間を提供できればと思う今日この頃です。

執筆 2021年8月16日新横浜リハビリテーション病院看護部　2E病棟高野　陽子