2018年10月定期　同姓同名の注意点～漢字の違い～：ブログコラム：新横浜リハビリテーション病院

新横浜リハビリ
テーション病院

〒221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2628-4

TEL 045-474-5511
FAX 045-474-5556

院長
久代　裕史

入院病棟
回復期リハビリ病棟(126床)
（うち、個室54床）
   脳血管疾患等リハビリ
   運動器リハビリ
   呼吸器リハビリ

   【入院相談直通】
   045-474-5566

   【入院面会時間】
   10時～21時(毎日)

外来診療
内科外科整形外科リハビリテーション科 (専門外来)摂食嚥下ボツリヌス療法

    【外来診療予約直通】
   045-474-5500

   【外来診察時間】
   9時～12時 (月～土曜)

新横浜
健診センター   045-474-5211
   事業所様向け巡回健診
   (協会けんぽ指定医療機関)

通所
リハビリテーション   045-474-5203
   (神奈川区・港北区の一部は
   送迎可能)

JR新横浜駅から
無料送迎バスで15分
【運行時間】
6時50分～19時15分
(土曜13:20最終・日祝運休)

より多くの方々に、私たち「新横浜リハビリテーション病院」を知っていただくため、
ブログ／コラムとして、「リハビリテーションのこと」「当院のこと」などを綴っております。
月１回定期の掲載と、不定期がございます。どうぞ、よろしくお願い致します。

2018年10月定期掲載 　 同姓同名の注意点～漢字の違い～

あれ？さっき診察した人、あんなに若そうだったのに年齢が80歳になってる？
病院には沢山の人が訪れ診察を受ける為、来られる患者様が増えれば増えるほど、「同姓同名」の患者様が出てくる事がございます。

日々の確認の中でうっかりしていると最初のような間違えを起こすこともあるかもしれません。
同姓同名の場合気を付けるのが「生年月日」、「漢字の違い」等が挙げられます。
写真１

その中でも漢字の違いというのは細かく見ていくと結構見分けが難しく、当院でもチェックはいつも2重チェックを行っています。

例えば「さいとう」という姓の場合、「斉藤」もあれば「齊藤」、「齋藤」、「斎藤」と同じものが何種類もあります。

たまに、「この字は旧字体だから」という言葉を耳にしますが、旧字体とは一体どのようなものなのか、ちょっと気になったので旧字体、新字体というものを調べてみました。

旧字体・・・簡単に言うと第二次世界大戦前まで(1946年､1949年という説もある)に使われていた、漢字を使う際に、特にルールの無い時代の漢字。現在は氏名などでは残っているものの、公的なものでは使われなくなっている。

新字体・・・1949年以降に作られた、漢字をより簡略化・統一化しようという取り決めの上で作られた漢字。

と、ありました。
いまいち分かりにくいかもしれませんが、つまり昔からある姓が多いため、いまだに私達の氏名には旧字が残っている事が多いようです。

写真２

この旧字というのが中々曲者で、ご本人やご家族様に直接書いていただいた字と保険証を比べてみると違うなんて事もあります。

また、困った事に現在の会計や、診療　　記録を入力するパソコンには旧字体によっては登録されていない漢字もあったりします。

ですから入力の際、正しい漢字がパソコンにない場合は漢字では無く、カタカナになってしまうケースがあります。

こだわらなければ、、と思うと、本当はもっと楽なのかもしれません、でも万が一、それが間違いであれば、皆さんの診察料金の変更等もする可能性が起きるため、しっかりとやっていくよう、当たり前の事ですがこれからもこだわっていきたいと思います。

執筆 2018年9月21日新横浜リハビリテーション病院医事課林　佑一