
医療安全管理委員会
◆医療安全への取り組み
毎年、各部署で練りに練られた標語の中から最優秀賞が選ばれ病院の標語となります。
医療安全管理委員会は、院内全体の安全管理対策を中心に、職員ひとり一人が安全意識を高めていくことが出来るように、そして患者・家族の方々にも医療チームの一員として参加していただきながら安全で安心できる医療を推し進めていくための活動を行っております。
◆活動内容
構成メンバー:医療安全管理者・看護部長・事務長・各所属長(リスクマネージャー)
定例会:1回/月 必要時臨時招集
・ 医療安全対策を総合的に企画、実施
・ 院内全体のインシデント・アクシデントの
報告と情報交換
・ マニュアルの見直し
・ 事故防止手順書の更新等
・ 勉強会企画(同テーマで4回実施)
26年度 前期「医療現場における
コミュニケーションの考え方について」
26年度 後期「医療現場における
コミュニケーションの考え方について Part2」
講師:菊名記念病院医療安全管理室 新村美佐香 室長
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◆リハ・看護安全推進チーム会
「転倒・転落予防強化チーム会」の名称も新たに26年度から「リハ・看護安全推進チーム会」として活動を開始しました。ADLが上がっていくと転倒のリスクも高くなっていきます。転倒を未然に防げるように、発見レポート(現在のADLと異なる行動を発見した時に記載)の活用等で対策を立てながら情報の共有を図ってきました。今年度から転倒・転落に限定せず、全体の安全を図り、医療安全管理委員会のリンクチームとして活動していきます。
構成メンバー:医療安全管理者・看護部長・各病棟(看護部スタッフ・リハビリ科スタッフ)・外来代表スタッフ
定例会:1回/月
環境ラウンド:1回/月
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●2020年度転倒・転落件数
●2020年度レベル別発生件数
【影響レベル(当院)】
レベル0:ヒヤリ・ハット事例(患者に影響がみられなかった)
レベル1:患者へ実施されたが、身体的変化は見られなかった
レベル2:処置や治療は行わなかった。(観察・安全確認のための検査の必要性は生じた)
レベル3a:簡単な処置や治療を要した(湿布・消毒・鎮痛剤の投与等)
レベル3b:濃厚な処置を要した(入院日数の 延長、転院、骨折等)
レベル4a:永久的な障害や後遺症が残ったが、有意な機能障害や症状の問題は伴わない
レベル4b:永久的な障害や後遺症が残り、有意な機能障害や症状の問題を伴う
レベル5:死亡(原疾患の自然経過によるものを除く)
◆医療安全分析チーム会
構成メンバー:医療安全管理者・看護部長・各病棟リンクナース・リハビリ科分析委員・画像診断部・薬剤部・栄養科・医事課の各担当スタッフ
定例会:1回/月
提出されたレポートから1事例を選び、現在はRCA分析を中心に行っています。菊名記念病院医療安全管理室の新村室長をアドバイザーとして迎え、指導を受けながら実施しております。
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